直感を磨くということ

この間、ZOZOの前澤社長が123億でバスキアの絵を購入したニュースがありましたね。

 

一方、僕は123億の絵画の良さまでは分からないですが、世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」を読んでいたので、前澤社長が123億でバスキアの絵を購入した理由はここにあるのかな、と思いました。

 

そんな僕は最近、美術の熱が出てきていて、地元の美術館の鈴木春信展に行ってきました。

さらに、芸術家列伝/ジョルジョ ヴァザーリを読んで、より熱に拍車がかかってきています。

 

なぜトップ企業のCEOは絵画や美意識にお金を使うのか、についてのアイデアを書いていきます。

 

説明できないことはワクワクする

 

世界のCEOはクリエイティブという言葉をよく使うと思います。

一方で、ビジネスのことに集中するCEOは美術や美意識には興味がないように思います。

 

僕の考えとしては、世界の CEO の「クリエイティブ」はとてもわくわくすると思います。一方で、あまりわくわくしないビジョンも聞いたことがあります。あなたがもし社会人であるなら、そんな経験があるかもしれません。

僕はその後者のビジョンを聞くとげんなりしてしまいます。

 

世界の CEO の言うことは説明できないけれども、なんだかワクワクするんですよね。僕は。

一方で、理詰めで表されて、正しいはずなのに、なんだかワクワクしないビジョンというのも聞いたことがあります。

 

つまり、説明できることはなんだかワクワクしなくて、説明できないことはワクワクするんです

 

僕はビジョンや言葉で短く表現できること、体験でワクワクすることができれば、それが全てだろうと思っています。その直感が大事だと思っています。説明できることは当たり前で、どっかで聞いたことがあるし、それは簡単にパクられるのです。だから、ワクワクしないのです。

 

論理で説明できることはパクられる

 

ちょっとここで僕の体験を書かせてください。

 

初めて僕がギターを持った時、それは大学生の時でした。このとき、僕はギターで世界を変えれるんじゃないか、とを思いました。(結果的には僕の心が変わることで、世界は変わりました。)

 

もう一つ。

僕はMac book Airを初めて手にした時、すごくワクワクしたことを今でも覚えてます。

「これさえあれば、なんでもできるんじゃないか」と思いました。

「魔法の杖を手に入れたぞ!」って思いました。

「ユーザーは目の前に出されるまで欲しいものがわからない」とジョブズが言っていたのを体験した瞬間だったと思います。

 

iPhone が出ていた時は、「いらない」、と言う人が多くいましたが、今となっては当たり前のように、そして、みんなが大好きで使うプロダクトになっていますよね。そこには、理論では表しきれない哲学が、美意識があるのです。

 

でも、クリエイティブを安直に考えて、安いクリエイティブ作ることになることもあります。

安いクリエイティブは誰にでも真似することができるものです。ワクワクしないものです。

スターバックスに行けばMacを開いていない人を見ない日はありませんよね。

それです。それが安いクリエイティブです。

 

それは簡単に手に入れられるし、考えればトライすることができるし、説明もし易いのです。

そういう安いクリエイティブは簡単にパクられてしまうのです。

 

しかし、高いクリエイティブは誰にも真似することできません。

世界のCEOは美意識を意識して、そして芸術に触れてインスピレーションを、アンテナの感度を高めているのです。

だから、高い絵画でも買うのです。直感を磨いているのです。世界のCEOのクリエイティブはパクられません。

そして、ワクワクするのです。

 

まとめ

 

僕らは高い絵画を観ないと、高いクリエイティブを作ることができないのか、といえばそんなことありません。素晴らしい直感やセンスがなくても大丈夫です。というか、そんなものはないと僕は思っています。センスというのは、経験や物の組み合わせだと僕は思っているからです。

 

ITという分野に限った話をすると、最近はTikTokというアプリが流行っていますよね。あれはVineやYouTube の組み合わせたようなアプリじゃないですか。つまりは組み合わせです。

 

一方で、これからITはもっと技術が進んでいって、今以上に「個」を表現できるようになります。それ自体が価値になります。あなたが持ってるアイデアを発信するだけで、それ自体が価値になるのです。

 

これからのビジネスは直感を頼りにしたビジネスが増えていくと、僕は思います。もしかすると、すでにそうなっているのかもしれませんね。僕は、それがもっと当たり前になる世界を期待しています。

 

今回のテーマのヒント↓

  • ワーク・シフト ― 孤独と貧困から自由になる働き方の未来図〈2025〉/リンダ・グラットン
  • 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 /山口 周
  • スティーブ・ジョブズの王国 ― アップルはいかにして世界を変えたか?/マイケル・モーリッツ

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