多読で差をつける
どうも、ミヤマです。
読書には、一冊を読み込む派と多読派がいます。
読み込む派の「同じような本をいくつも読むのは無駄、一冊を読み込むほうがコスパもいいしら無駄がない。」
というこの考え、とても分かります。
ただ、それでも僕は多読推しです。
今回はその理由を紹介します。
僕が多読を推す理由
理由1: 時間を節約できる
質の読書は、考えながらじっくりと余すことなく読んでいきます。
ただ、この質の読書の人ができる人は、器用な人、地頭のいい人が多いです。
僕の今までの人生の中では。
質の読書をはじめからできる人は多くありません。
質の読書は全部じっくりと読み込みます。かえって時間がかかってムダが多いこともあります。
今持ってない知識を入れるための読書であるなら、既にわかっているとこを読むのはムダです。
こういう時間を節約するための多読です。
理由2: 意見の数
一冊の本は一人または数人で書かれます。
いわば本は、たかだか数人の主観です。
そして、主観の寄せ集めたものが客観です。
多読は、そういう主観集めにより、より正確な客観を作ることにフォーカスします。
別々の本で同じ内容を見かけたら、その意見はそれだけ大事ということです。
客観的な意見を集めるためにも、やはり多読です。
理由3: 読書スピードが上がり続ける
読書にもカンやコツ、パターンがあります。
例えば、日本人が著者のビジネス本やハウツー本は、小見出しに結論→理由→具体というパターンが多くあります。
一方で、海外のものだと、1つのテーマに対して多くの具体例、ストーリー、エビデンスを示して、章の最後にテーマを再提示してまとめるというのがよくあるパターンです。
読書には、こういったパターンがいくらかあります。
パターンを知っていると飛ばせる箇所もわかります。
読まないとこは飛ばして、スピードを上げられます。
このパターンをつかめるようになるためには、多読するしかありません。
知識メタボ、知識ミニマリスト
『自由であり続けるために 20代で捨てるべき50のこと』(四角大輔 著)に、「ミニマム・ライフコスト」というアイデアがあります。
これは「集中するために必要なものは必要なときに必要なだけ」というアイデアです。
例えば、「お腹が空いたときだけものを食べる、それ以外のときは食べない」という感じです。
読書も同じです。
必要なときに必要なだけ読んだほうがいいです。
なぜなら、必要以上に本を読み込むと知識
ばかりが多くなっていきます。
無駄な知識はときに邪魔になります。
知識メタボです。
そんなその余計な知識はひけらかしにしか使えません。
読書は必要なときに必要なところを読めばいいんです。
要らない知識を入れて偏るより、自分に必要な情報を入れることです。
こんなところで、今回は多読についてでした。では。
今回のテーマのヒント↓
- 王様の速読術/斉藤 英治
- 「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書/西岡 壱誠
- 人生にゆとりを生み出す 知の整理術/pha