年功序列が終わり、ヒーローを待つ 年功序列をカンガエル

上司は必ず正しい、なんてこと思ってないですよね?

日本には、縦社会という文化は未だにあります。

自分が正しいと思っていても、口に出してはいけないような空気があったりします。

でも、段々とみんな気付いてしまっています。

年功序列がうまくいかないことに。

段々とみんな気付いてしまっています。

ヒーローが必要なことに。

今回は、年功序列とそれを救うヒーローについて考えます。

年功序列のなにがダメか

まず年功序列が、なにがダメなのか確認しておきましょう。

能力ではなく期間

年功序列では、新入りにその能力があっても、上司の方が勝つようになっています。

『部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない』(出口 治明 著)ではこのように言っています。

「高度成長期とは、 「特別なことをしなくても、年8%の成長が見込める時代」 「言われたことをしているだけで、成長できた時代」  だったと私は考えています。」

(『部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本)』(出口 治明 著)より)

その会社に長くいたら、一人の給料も上がるし、会社もうまくいってました。

長いものに巻かれてればうまくいっていました。

ただ、今はそうじゃない。

スピード

人間、同じ時間走るのと歩くのでは、走ったほうが遠くにいけます。

でも、いきなり横から動物が出てきたりすれば避けることができないかもしれません。

つまり、スピードとリスクはトレードオフです。

これが組織レベルで起きます。

年功序列の組織だと、リスクを取らない傾向にあります。

人間、変化が一番怖いです。

変化 = リスクと感じるように、脳にインストールされてしまっています。

そうなれば変化や、対応のスピードは自然と落ちます。

プライド、偏見

年功序列は時間で判断するので、自動的に後から入って来たやつのほうが下になります。

年功序列で、先に入った人が偉くなるようになっている組織では、その空気に当たり続けた結果、プライドや偏見を持つ人が育ちます。

そして、また次に入ってきた人に同じ空気を当て続けます。

そうやって、年功序列は蔓延します。

いわゆる、「オジサン」の出来上がりです。

「俺のころは〜」、とか、「最近の若いヤツは〜」

オフィスの廊下にはなんていう鳴き声が響くようになります。

年功序列は要らない、ヒーローが必要

年功序列の時代がだんだんと終わっていきてはいます。

そして、これからは適材適所に能力を当てることが重要になってきます。

そして、その適材適所のためには、ヒーローが必要です。

ヒーローには、素直さ、勇気、助けるがあります。

素直さ

ヒーローに必要なのは、素直さです。

『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』(和智 右桂 著)では、チームには、特にマネージャー(ヒーロー)には素直さが必要、といいます。

「自分が間違いを犯す人間であることを自覚し、間違えたときにはそれを素直に受け入れる、その謙虚さが必要なのです。」

『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』(和智 右桂 著)より

勇気

ヒーローに必要なのは、勇気です。

『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』(和智 右桂 著)では、例え対立が起きようとも、それがチームや組織の成長に繋がるのなら、その対立や反論も歓迎する、といいます。

ヒーローには、その勇気が必要です。

「一方で、自分の思考の過程を先にすべて見せれば、間違いを指摘されることに対して無防備になります。今度はメンバーに反論の余地ができるので、リーダーが間違っていたという結論になることも多々あるでしょう。これは、チームが誤った道を進まないためにはとてもよいことです。そうやって思考をさらすことの価値を自覚して、反論を受ける勇気を持たなければ進めない道です。」

『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』(和智 右桂 著)より

また、仕事を任せるのにも、勇気が必要です。

ライフネット生命のCEOである出口 治明さんは、20代の気持ちが60代にわかるわけがない、自分達が経験した20代とは違うということを認識するべき、と言います。

だから、もし若い人にものを売るのなら、若い人に任せないといけないといいます。

そして、その勇気こそが会社を強くすると言います。

「 女性に売るなら女性に、外国人に売るなら外国人に、若者に売るなら若者に任せる。性別や年齢、国籍を超え、多様な人材に「任せる」ことで、会社は強くなります。」

『部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本)』(出口 治明 著)より

助ける

ヒーローに必要なのは、助ける、です。

『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』(和智 右桂 著)では、言葉にできないに手を差し伸べることが重要とあります。

なぜなら、言葉にできるけど、無駄と思われれば、その人は意見をしなくなってしまうからです

何が悪いのか、何が良いのか、その人に話してもらわないと、スタートにも立つことができません。

そうなると、改善することすらできなくなってしまいます。

社長は偉い→ 社長はヒーロー

マクロウィキノミクス フラット化、オープン化、ネットワーク化する社会をいかに生きるか/ドン・タプスコット,アンソニー・D・ウィリアムズでは、正しいことがうまくいくような時代になってきている、といいます。

組織のピラミッドは、どこかのタイミングで逆さまになってしまいました。

これからは適材適所に能力を当てるために、CEOが偉いではなく、CEOがヒーローであるべきです

今回のテーマのヒント↓

  • 『部下を持ったら必ず読む 「任せ方」の教科書 「プレーイング・マネージャー」になってはいけない (角川書店単行本)』(出口 治明 著)
  • 『スモール・リーダーシップ チームを育てながらゴールに導く「協調型」リーダー』(和智 右桂 著)
  • マクロウィキノミクス フラット化、オープン化、ネットワーク化する社会をいかに生きるか/ドン・タプスコット,アンソニー・D・ウィリアムズ

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